アプガースコア・シルバーマンスコアとは?【皮膚・心拍・刺激・筋緊張・呼吸】表と項目、評価方法とは

母性・小児

新生児の定義とは

新生児の定義は

「生後28日未満の児」です。更に細かく見てみましょう。

・生後7日未満の児を「早期新生児」

・生後7~28日未満の児を「後期新生児」

といいます。今回は、そんな新生児が誕生する瞬間から使用できる2つの評価について一緒に勉強していきましょう。

以前書いた1歳までにできる運動の語呂合わせなど小児をピックアップしたので、一緒に勉強してみましょう⇩

アプガースコアとは

一つ目はアプガースコアです。

アプガースコアは、観察項目に対する点数により新生児の状態を観察する指標となります。

観察項目はこちら⇩

・皮膚の色

・心拍数

・刺激反応

・筋緊張

・呼吸

各項目ごとに0~2点の点数がつき、点数が高いほど状態が良好であることを示しています。

生後1分、5分、満点になった時間という3か所で点数をとっていきます。

点数別の評価はこちら⇩

8~10点:正常

7~4点:軽傷仮死

3~0点:重症仮死

それぞれの観察項目の点数配分を見てみましょう。さらに下にまとめた表も作成していますので、自分にあった勉強方法に沿って使用していきましょう。

【皮膚の色】

0点…チアノーゼ、蒼白あり

1点…体幹はピンク、手掌・足底にチアノーゼあり

2点…全身ピンク

 

 

【心拍数】

0点…なし

1点…<100回/分(1分間に100回未満)

2点…≧100回/分(1分間に100回以上)

 

 

【刺激反応】

0点…なし

1点…顔をしかめる

2点…咳・くしゃみなど

 

 

【筋緊張】

0点…四肢弛緩

1点…やや屈曲

2点…活発に動かす

 

 

【呼吸】

0点…なし

1点…緩徐(不規則)

2点…強く啼泣あり

 

 

まとめた表がこちら⇩

シルバーマンスコアとは

2つ目はシルバーマンスコアです。これは、新生児の呼吸に限定して評価する指標になります。アプガースコアと同じく0~2点で評価しますが、点数が高いほど重症になります。

Ryo
Ryo

アプガースコアは点数が高いほど良好

シルバーマンスコアは点数が高いほど重症

シルバーが高年齢を連想させることと組み合わせて暗記しましょう!

おじいちゃん、おばあちゃんほど状態が悪くなる…だからシルバーが重症化の方!

アプガースコアと同様、箇条書きの次に表を載せておきます⇩

【シーソー呼吸(胸と腹の動き)】

0点…同時に上昇

1点…吸気時に上胸部の上昇が遅れる

2点…シーソー運動

 

 

【肋間腔の陥凹】

0点…なし

1点…やっとみえる

2点…著明

 

 

【剣状突起部の陥凹】

0点…なし

1点…やっとみえる

2点…著明

 

 

【鼻孔の拡大】

0点…なし

1点…軽度

2点…著明

 

 

【呼気時のうめき】

0点…なし

1点…聴診器で聞こえるのみ

2点…聴診器なしで聞こえる

まとめた表がこちら⇩

シルバーマンスコアの評価からみた分類はこちら⇩

2点以上で異常と判断

まとめ

今回の記事は文字が少ない割に覚える内容がぎゅっと詰まっています。特に内容にこだわり、アプガースコアの計測時間を忘れてしまう…という方がいると思うので注意しましょう。

国試では選択肢に出されることがしばしばあります。「新生児につかう評価」と知っているだけで消去できるのも強みですね!選択肢はまれに知らないものも出てきます。そんなときに1つ、また1つと消去できることも大切な点数への第一歩ですよ!!

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