モラトリアム・ワーカーホリック・燃え尽き症候群などの意味とは

看護基礎知識

この記事を読むメリット

・モラトリアム、ワーカーホリック、燃え尽き症候群、空の巣症候群、アルコール依存症、青い鳥症候群について簡単にわかる

ライフサイクルとは

ライフサイクルという言葉は学生時代よく耳にしてきました。

ですが、「説明して」「この意味わかって使ってるの?」と聞かれると詰まってしまう学生がほとんでではないでしょうか。

ライフサイクルで代表的といえばエリクソンの発達課題と発達危機についてです。人生を8つの節目で区切り、それぞれのライフサイクルについて説明しています。

ライフサイクルとは、人生の循環のこと。ある特定の時期に周期的に訪れるものすべてを指しています。この時期の人間はほとんどがこの道を通る!というイメージを持つといいでしょう。

例えば青年期では人と出会い、別れ、また出会い、そして別れ…そして結婚へと至る過程は人により差はあれど皆共通して通るライフサイクルになります。このようなライフサイクル!と言われても正直分かりにくいですよね。

今回は国家試験に頻出する選択肢についての解説をしていきたいと思います。

過去問を見てみましょう。

「第98回」

経験5年目の看護師。以前は仕事熱心で献身的にケアをしていた。仕事に忙殺される日々が続くにつれ、心身ともに疲れ果て、患者の訴えが煩わしくなり、やってもやっても報われない気持ちから仕事に行くのが嫌になっている。看護師の現在の状態はどれか。

1.リアリティショック

2.燃え尽き症候群

3.空の巣症候群

4.悲嘆反応

正解は2の燃え尽き症候群です。このように、選択肢に頻出する用語についてまとめて解説していきます。

モラトリアム

モラトリアムの説明はエリクソンの言葉をそのまま用います。モラトリアムとは「大人にも子供にも属さない、大人としての責任を猶予されている状態」を指しています。青年期特有のもので、情動が不安定な状態に陥ってしまうことが多いです。大学生と覚えましょう(笑)

ワーカーホリック

ワーカーホリックとは別名:仕事中毒とも呼ばれており、仕事をしていれば落ち着くが、休日に不安が襲ってくる状態を指します。うつ状態やうつ状態の前段階であることがしばしば見られます。ほとんどの場合は社会人が当てはまります。

燃え尽き症候群

燃え尽き症候群とは別名:バーンアウトとも呼ばれています。期待されている結果にこたえられないことから精神的に追い詰められしまうことで発症します。うつ状態や自殺企図に繋がります。特に医療従事者や教育従事者に多いのが特徴です。

空の巣症候群

空の巣症候群とは別名:エンプティネスト・シンドロームと呼ばれています。子育てを終了した中年主婦に多く、子どもが巣立つことで喪失感や虚無感を抱く状態を指します。これもうつ状態やうつ病に陥ることがあります。

アルコール依存症

成人期以降に生じやすい健康問題です。社会的立場や責任からくるストレスなどによる多量の飲酒が原因となります。ほかにも、精神要因や環境要因、遺伝要因などもあります。

青い鳥症候群

青年期に特徴的な心性を指しています。例えば、仕事につかないが、きっと自分にはもっと幸せな生き方があるに違いないと思い込んでいる状態の人が当てはまります。幸福の象徴である青い鳥を探し求めるような行動からそう名付けられたと考えられます。

まとめ

今回はモラトリアム、ワーカーホリックなどに焦点を当てて解説しました。このような表現をする選択肢は看護師国家試験でもよく出されています。困ったときは消去法にしたい、という方にむけての内容のため、点数をとれる確率をあげる助けになればと思います。

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