【105回午前22問】与薬方法から学ぶ血中濃度上昇順番とは?

看護基礎知識

この記事を読むメリット

・与薬方法を言えるようになる

・血中濃度速度順に並べられる

105回午前22問

薬剤の血中濃度の上昇が最も速い与薬方法はどれか

1.坐薬

2.経口薬

3.筋肉内注射

4.静脈内注射

正解は4の静脈内注射です。今回は薬物の血中濃度の上昇する順番について勉強していきましょう!

与薬方法の種類を知ろう

経口薬:口から飲む薬のこと。内服ともいわれます。受診後にもらう薬(錠剤や粉薬)の大半がこの経口薬だと考えましょう。

坐薬:肛門から挿入する薬のこと。高熱のときに使われるアセトアミノフェンが代表ですね。小さい子供によく使われる傾向があります。

Ryo
Ryo

小さいお子さんでは、坐薬を1本丸々いれることは少ないでしょう。薬によって多少差はありますが、基本は体重や年齢、身長から使用する量を調整しています。

筋肉内注射:注射器を用いて筋肉の中に薬液を投与する手法のこと。代表的な部位として三角筋、中殿筋があります。この場所である理由は、神経が少なく、かつ筋肉の層が分厚い場所だからです。筋肉内は血管が豊富なため、薬物の吸収は皮下注射に比べて二倍ほどになります。しかし、末梢循環から大循環へ移行するまでに時間がかかるため、即効性には欠けています。

静脈内注射:一般的に言われる注射です。薬液を静脈に直接投与する方法で、「最も早く効く・最も持続時間が短い・副作用のリスクが一番高い」の三要素があります。

皮下注射:基本的に全身のどこでも可能ですが、好まれて使われるのは肌の露出がしやすい上腕です。静脈内注射、筋肉内注射に比べて吸収速度が遅い代わりに、持続性は優れています。皮下注射は制限が多い療法の一つで、粘稠度(ネバネバ)や刺激物質は注射できません。また、一度に駐車できる量が0.1~2mlまでと制限がかかっています。

Ryo
Ryo

与薬方法と薬物が一致しているのか考えてみましょう。

解熱剤でも、静脈内持続点滴と経口薬、坐薬など与薬方法がたくさんありますよね?

そこにはどんな根拠が前提としてあるのか考えると、もう一歩先の看護へ進めますよ!

血中濃度の上昇が速い順番に並べよう

では、問題の根幹である上昇速度の順番です⇩

速い順から下へ進みます

静脈内注射(圧倒的1位!

舌下・吸入(喘息のときに細かい霧状の薬液を吸うものが吸入です)(舌下といえばニトログリセリンですよね!)

筋肉内注射

皮下注射

経口薬(内服のことですね、一番遅い!)

血管に直接注入する静脈内注射が一番速くい回るのは当然ですよね。

舌下といえば…皆さん思い出しましたか?まだ勉強していない…という方は下の記事で一緒に勉強しましょう!舌下=ニトログリセリン=狭心症

まとめ

今回は与薬方法別速度の違いについてと、最低限の知識をまとめてみました。舌下の速度が速いため、一般人でできる最も早い効果が欲しいものは吸入や舌下になっています。

この問題の点の知識は血中濃度の速度別に順番を覚えること。線の知識とするには…何を勉強したらいいと思いますか?

一つの例としてニトログリセリンへ繋げてみました。次はどこにつなげて勉強していきますか?これが効率の良い勉強方法ですよ!

以上!

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