月経の周期やホルモン・経血量の平均とは 月経異常の分類まとめ【看護の基礎知識】

母性・小児

はじめに

今回は月経について一緒に勉強していきましょう。女性ホルモンの働きについてまだ勉強していない方はこちらも一緒にどうぞ⇩

女性ホルモンについても書いてあります。内分泌をまとめて勉強したいかたはこちらもどうぞ⇩

月経とは

月経とは「成熟した女性の子宮から、周期的に出血する生理現象。通常数日間続く。妊娠不成立の場合、黄体のホルモン分泌が減少するために子宮内膜がはがれることによって起こる。つきもの。つきやく。つきごと。月水。経水。生理。メンス」

引用先はこちら⇨https://www.weblio.jp/content/%E6%9C%88%E7%B5%8C

月経とは、通常女性においておきる生理的現象です。初経は小学校高学年~中学生ごろで迎えることが多く、15歳では98%の女性に月経が見られるそうです。

月経の周期・日数・血の量とは

まずは下の表を見てください。

・周期日数…25~38日型28~30日型が多い

・持続日数…3~7日

・経血量…20~140ml(平均37~43ml)

月経周期とは、月経開始日を1日目としており、次の月経開始日の前日までを数える方法になってなっています。

もし月経開始日が1月1日で、次の月経開始日が2月1日としたら、1月31日までの日数となるため、31日型の周期だと考えられます。

月経の機序とホルモンとは

少し長くなりますが、1文ずつ理解して読み解いていきましょう。もし難しい…となったらページ上に貼ってある内分泌や女性ホルモンについてまとめた記事を参考にしてください。

それでは1連の流れを見ていきましょう。

それがこちら⇩

1.視床下部からゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が分泌される

2.GnRHが下垂体前葉に作用し、ゴナドトロピン(FSH【卵胞刺激ホルモン】・LH【黄体形成ホルモン】)が分泌される

3.FSHの作用で卵胞が成熟し、卵胞よりエストロゲンが分泌される。エストロゲンは子宮内膜を肥厚・増殖させる

4.血中のエストロゲン濃度が上昇するとポジティブフィードバックが働き、下垂体前葉からLHの急激な放出(LHサージ)が起こる

5.LHサージの約36時間後に排卵が起こる

6.排卵後の卵胞は黄体になり、エストロゲンとプロゲステロンを分泌する

7.妊娠が成立した場合には、黄体からエストロゲンとプロゲステロンが分泌され続ける

8.妊娠が成立しなかった場合、黄体は萎縮して白体となる。子宮内膜(機能層)は剥がれ、月経が起こる

9.血中のエストロゲン濃度が低下すると、視床下部からGnRHが分泌されて1に戻る

続発性無月経・原発性無月経とは

原発性無月経とは、「18歳になっても初経がこない」場合を指します。

続発性無月経とは、「初経後、月経不順で3か月以上月経がない」場合を指します。

一度でも初経(月経)が来ていれば続発性に分類されるので、覚え方としては

・初経があったのか

・3ヶ月という基準

を覚えておきましょう!

月経異常の分類

続発性・原発性無月経は、月経が来ない場合の分類でした。

次は月経が来ているが、通常の月経とは異なる月経の名称と内容について深堀していきたいと思います。

月経異常には下の表のような分類あります。⇩

開始時期、閉経時期、出血量、月経期間、月経周期により細かく分類されています。どれも数字や未満、以上などややこしいと思います。

1つずつ確実に覚えていきましょう。

Ryo
Ryo

「原発性、続発性と月経を学んだし、今日は周期と合わせて覚えていこう!」など日によって覚える場所を決めるのも膨大な量の暗記をものにする方法ですよ!

まとめ

今回の記事はゆっくりと勉強していくような内容になっています。分からなくなったら根本的な理解が足りないと見つめなおし、基本知識に戻ることも一種の復習となるので焦らずに勉強しましょう。

国試の予想問題や過去問を解いていると嫌というほど覚える者ばかりで途方に暮れがちです。今のうちにひとつ、またひとつとクリアしていくことで、年末の自分を楽にしてあげましょう。

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