年少人口・生産年齢人口・老年人口の割合 人口指数の計算式と勉強対策【看護】

看護基礎知識

この記事を読むメリット

・日本の人口について知識が学べる

・3つに区分した人口について学べる

日本の人口は?

問題です!

日本の総人口はご存じですか?

と聞かれて、たいていの人は答えられると思います。参考書によって多少数値の差はあれど、1億2千万人くらいでしょう。今日勉強していくのは、この1億ほどの人口を様々な層に分類した時の割合についてです。

聞きなれない言葉が多く出てくるときは、無理に一日で詰め込もうとせず、ゆっくりでいいので知識を頭の中に落とし込んでいきましょう!

看護師国家試験の統計分野は色々な用語があり、完全に覚えきらずに先に進みすぎると、「〇〇って未満だっけ、以下だっけ?〇〇と△△の違いってなんだっけ?」となりかねないので、無理せずに一つずつ覚えていきましょう。

人口構成の3区分

はじめに、人口を「3つの層」に分類します。

3つです。

人生を3つに大きく分けるとしたらどこでわけるでしょう。

生まれて、働いて、老後…。まぁ、ざっとこのように皆さん分類できると思います。ただし、統計の勉強でややこしいところは、皆さんの一般常識と、数字での分類は必ずしも一致するとは限らないことです。

例えば、高卒で働いている人は18歳から働いていますよね。では大卒の人は22歳から、院卒はもっと年齢があがります。

人によって働き始める時期は大きく異なるんです。老後も然り、何歳まで働くかによって十分変化はあります。

日本の人口は「総務省」が独自に計測しています。(覚えなくても大丈夫です!)つまり、日本という国からみて、何歳から何歳まで働ける年齢なのかを基準に勉強していきます。

それでは、先ほどおおよそで分類した人生の層を正確に分類していきましょう。

年少人口(0~14歳)………12.4%(約1500万人)

生産年齢人口(15~64歳)60.3%(約7600万人)

老年人口(65歳以上)………27.3%(約3500万人)

まずは上の表を見てどう思いますか?

年少、老年という言葉は分かりやすいかもしれません。逆に、生産年齢とはなんだ!?となる人もいるでしょう。

順番に勉強していきましょう。

年少人口

その名の通り、年少とは、年の小さな人の集まりです。0歳から14歳、つまりは生まれてから約中学卒業程度となります。なぜこの場所で区切られるのか、それは中学を卒業した年齢で、働き始めることができるからになります。中卒で働いている方も当然世の中にはいます。

そのように、「働いている人の最低年齢まで到達していない人」という層になります。

生産年齢人口

ぶっちゃけていうと、生産年齢人口の年齢層さえ覚えておけば、年少人口や老年人口まで覚える必要はありません。年少人口とは違い、生産年齢人口は「基本的に働ける年齢」という層になります。中卒から働けることは皆さん勉強しましたが、何歳まで働けるのか?と聞かれると、今の時代70歳でも働いてるぞ!となりますよね。

企業によって働ける最高年齢は異なりますが、ここでいう生産年齢人口は「年金をもらうまで」と覚えてもらうのが一番わかりやすいでしょう。

生産年齢とは、生産。つまり仕事などをして社会に何か影響を当てている人間と考えるとわかりやすいかもしれません。何かを生み出しているのです。仕事も立派な生産といえますよね。

他の層の名称と比べて少しひねった言葉のような気がしますが…是非覚えていきましょう!

老年人口

生産年齢人口でも分けたように、老年人口は「年金がもらえる」層になります。ここでは、働いている65歳も例外なく老年人口に分類されますので注意して下さい!

日本の総人口は減少しており、約2050年に1億人を下回る予想となっています

ここ!国試で出題されるかもしれませんよ!!

人口指数とは

さて、年少人口、生産年齢人口、老年人口と分類することができました。続いては、人口指数について一緒に勉強していきましょう!

ここからは計算式ばかり出てくるので、分からなくなったり、迷った場合は何度も反復していきましょう。

はじめに、人口指数とは、ある人口層を基準にした特定の人口層の指標を言います。人口指数には4分類あり、それぞれに式がことなるため、間違って覚えないようにしましょう。大丈夫、意味を理解していればどの人口層が分母に来るのかを理解できます!

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それでは、下の表を見てください。

年少人口指数=年少人口÷生産年齢人口×100

 →約20(変化なし)

老年人口指数=老年人口÷生産年齢人口×100

 →約45(やや上昇中)

従属人口指数=(年少人口老年人口)÷生産年齢人口×100

 →約66(上昇中)

老年化指数=老年人口÷年少人口×100

 →約220(著しく上昇)

例えば、老年人口指数が45ということは、生産年齢人口100人で老年人口45人を支えていることになります。なので、日本は今高齢者が増加傾向にありますよね。そのため、老年人口指数は今後も増加していくことになるでしょう

従属人口指数はききなれない言葉ですよね。これは、生産年齢人口(15~64歳)が支えなければいけない年少人口と老年人口を示す指標となります。なので、今後従属人口指数は急上昇すると予想されます。

・・・

この表を見てどう思いましたか?ぱっとみるだけで暗記したくなくなりますよね…

一度老年化指数のことは忘れて上3つの式を見て下さい。何かに気づきませんか??

そうです、実は上3つは分母が全て生産年齢人口なんです!!

後は分子が何か?ですよね。年少と老年はそのまま入ります。なので、実際に覚えるべきことは「従属人口指数の分子には、年少人口と老年人口が入る」これだけ覚えましょう。

次に老年化指数の式について勉強していきましょう。

式に生産年齢人口が入りません。そのことを踏まえてたうえで、どちらが分子、分母に入るかを覚えていきましょう。上3つの式を覚えた時のように、分子には求めたい指数の言葉が入りますよ。

もちろん、老年化指数の式も例外ではありません。これで式の順番が間違えることは無くなりましたね。

・分子に入るのは、求めたい指標の言葉

・老年化指数以外は分母は生産年齢人口(つまり生産年齢人口に対しての割合)

まとめ

いかがでしたでしょうか。統計学は式や言葉を暗記するだけでは問題を解く際にアウトプットできません。実際になんでこの式になるのか、今計算しているのは何を求めているのか考えて解くことがとても大切です。

答えだけ暗記する10問より、途中式の意味まで考えて解説を読む、そして理解する一問のほうが重要になってきます。

分からなくなったら原点に戻る!!そして理解するまでとことん読む!

人口の基礎知識がついたところで、続けて世帯構造についても勉強しませんか?⇩

以上!

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