子宮底の高さと時間、悪露1日目からの経過・3つの乳汁の特徴について【産褥期の基礎まとめ】

母性・小児

産褥(さんじょく)の時期とポイントとは

産褥とは…「産後6~8週」のことを指します。この期間に妊娠で変化した母体を通常時の体へと修正していきます。この期間で注目すべきポイントは

・子宮底の高さ

・悪露(おろ)の色

・乳汁の色

の3つになります。一つずつ見ていきましょう。

また、妊娠について勉強したい方は、基礎となる女性ホルモンも勉強することをおススメします⇩

子宮底の高さと時間の関係

まずは子宮底という言葉の意味から。底という文字から、つい下というイメージを抱きがちですが、正しくは陰部のほうを上、腹部方面を下という認識を持ちましょう。陰部周辺から上へ向けて(心臓に向けて)妊娠経過とともに大きくなっていきます。

子宮底とは、「もっとも心臓に近い子宮の端」を指します。

それでは、子宮底が分かったところで出産後の時間経過と子宮底の高さについて勉強していきましょう!

下の表を見てください⇩

1横指:指を横にした状態の高さ

臍:へそのこと

臍高:へそと同じ高さの事

恥骨結合部位:へそに指を置き、徐々に陰部へ向けて進めると骨に当たる場所

Ryo
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分娩後12時間を見てください。本来なら産後すぐに子宮は小さくなるのでは?と思う方がいるかもしれません。

これは、弛緩した骨盤底筋群が回復することで、再び子宮腔内に血液成分が貯留するために起こります。

「正直何言ってるのか分からない!」という人は「一度大きくなってから縮むんだ…」と暗記しましょう!

普通はひとつの臓器が短期間で急激にサイズ変更なんて起こりませんよね。でも妊娠では子宮がすさまじい速度で回復していきます。当然、その際に疼痛が生じます。この疼痛のことを「後陣痛」もしくは「後腹(あとばら)」と呼ばれています。

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Ryo

初産婦と経産婦で後陣痛の痛みの強さは変わります!

経産婦のほうが子宮を元に戻すのにより大きな力がいるため、「経産婦は後陣痛が強い」です。

例えるなら、一度膨らませた風船を元のサイズに戻す力と、何度も膨らませた風船を無理やり元のサイズまで小さくしようとする労力の差と覚えましょう!大きな力を加えないと元に戻らない=痛み

悪露(おろ)ってなに?

次に勉強するのは悪露(おろ)です。

悪露とは、胎盤が剥がれた時に出る出血や、産道に出る分泌物などの総称です。つまり「産後に膣からでてくる分泌物全て」です。

悪露には

赤色⇨褐色⇨黄色⇨白色⇨消失

という流れが決まっています。

赤色⇨0~3日

褐色⇨~1・2週間

黄色⇨~3・4週間

白色⇨~4・5・6週間ののち消失

赤色を除けば2週間ずつ色が変わっていくと覚えましょう。

悪露 覚え方の語呂合わせ

赤色ちゃんある白色よし消失

産後の乳汁について知ろう

最後に勉強するのは乳汁の色についてです。母乳が出始めることは皆さんご存じですが、意外と色までは知られていません。母乳を3つの種類に分類して勉強しましょう。

・初乳

・移行乳

・成乳

この3つになります。流れとしては上から順に初乳⇨移行乳⇨成乳となります。

1つずつ見ていきましょう。

・初乳

期間:3~5日

色:黄色~淡黄色

透明度:半透明

状態:粘稠性

 

 

・移行乳

期間:6~14日

色:淡黄色⇨白色

透明度:半透明⇨不透明

状態:粘稠性⇨水様性

 

 

・成乳

・期間:3週目以降

・色:白色

・透明度:不透明

状態:水様性

 

 

乳汁生産・射乳がどんなホルモンで行われているのか詳しく知りたい方は上に貼っていた記事を一読ください!

まとめ

今回は産褥時期におこる母体の変化の一部を勉強しました。ここで産褥期が6~8週と知っておくことは、法律を勉強した時の助けになりますよ!!なぜ産前産後の休暇は決まった期間があるのか、またその期間はどうして決められているのかという知識と繋げられるといいですね!

以上!

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